あたしこそが最愛最高の姫である

生徒会Ⅰ





そして次の日。





今日は朝の一時間目と二時間目に生徒総会がある。






生徒会からは生徒会長である蓮だけ行けばいいけど、蓮について来いと言われたのであたしも行くことに。





結局あのまま放置され続けて、しかも誰かに踏まれていた原稿。







玲、ドンマイ。






あれだけ長い文章だったら考えるのも相当大変だったはず。






歩くときにチラリと姿の見えた玲に、哀れみの視線を送ってあげた。






もう今は体育館のステージに蓮と上っている時で。






そのまま蓮はなんのためらいもなくあたしの手を握ったまま全校生徒の前に立つ。







そして______。








「「「「「「「キャーーーーーーーーーー」」」」」」」」








毎回、いつも通りのお決まりの歓声が体育館に響く。







女子の甲高い叫びがうるさくて顔をしかめてしまう。






まぁ女子の勢いに負けじと、男子も声を張る。












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