あたしこそが最愛最高の姫である
しかし。
そんな歓声なんてないように、蓮はマイクを持ちしゃべりだそうとするけれど。
______「「「「「「きゃーーーーーーーっ」」」」」」
今度は、ある一部の場所から蓮に対してではないと思われる悲鳴がずば抜けて聞こえてきた。
その声の方に目を向けると…。
あぁ。なるほど。
一瞬で納得してしまった。
「煌さまぁーーーっ!」「蒼くぅーーん!抱いてぇ!」「セフレにしてっ!」「玄武うううっ!」
徐々に見え始めるカラフルな頭をした五人達。
そしてその周りに女達が密集していて、卑猥な言葉がステージまで聞こえてきている。