秘密のこうかん日記



「ではルール説明も終わったところで1回戦。お題は天野さつきさんが出してくれます。
じゃあ天野さんお願いします!。」




えっ!そんなの聞いてない。

「ええっ?ちょ、ちょっと、ほ、堀川くん・・・・。そんなの聞いた覚えないんだけど・・」




「うん。だって言ってないもん。早く行かないとみんなから文句が出るんじゃない?」



そんなむちゃくちゃな。
私は人前に出るのが苦手だから裏方をするって役割分担で決まっていたのに。て言うかこいつ性格悪くないか。
ま、まさかクラスにいまだ馴染めずにいる私に対するいじめか。



なんて思ってる場合じゃない。
ホントにどうしよう。


「ねぇ、天野さんまだ?早くしてほしいんだけど。」


堀川君を見ると涼しい顔をしている。
なんかイラッとくる。



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