【完】恋愛距離*.゜ーボクラノキョリー
だけど仕方ないでしょ、無視されるような事をしたのはそっちなんだから。
だけど木村君は真面目な顔で、その話題を出そうとするから、私は慌ててそれを止めた。
信じらんない……!こんなとこで、そんな話をするなんて…!
顔が勝手に熱くなる。
馬鹿、なに赤くなってんの。
からかわれてるだけに決まってるんだから。
そう、からかってるだけ。
だからやめて。
私のことを揺さぶるのはもう。
私は忘れてしまいたいんだから。
もう、過去にしたいの。