ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ



「打ち上げするぞ!」


「どんだけ花火やりたかったんだよ。」


「いいだろーが。別に。」


そして花火に火をつける。



その瞬間、



ドーン


と花火があがった。


「意外と本格的なんだな。」


「だろ?結構金かかったし。」


そして次々打ち上げていく。


全ての花火を打ち上げ、きずいた。



「もう11時?!


やばっ!寮が~!」



「えっ?皆!!!!!急ごう!」


また忘れてた……寮の事。


門限面倒。夏休みだから長くなったけどさ。12時は短いだろ?!


「戻るか。」


「そうですね。」



帰り際の下っ端達の挨拶に返事を返し、私達はバイク置き場に向かった。



こっからが面倒だった。



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