ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ



私達がグラウンドに付いた瞬間、


ゴーン ゴーン ゴーン ゴーン


お馴染みの古臭い鐘が鳴り響いた。


「セーーーーーッフ!!!!」


その時私達の足元に黒い影が………………………。


「なにがセーフなんですか?

遅刻ですよ。遅刻。

総長と副総長がそんなんじゃ、ダメですよ。


わかってるんですか?2人とも。


分かってないなら…………、

どうなるか、予想できますよね?(黒笑」


ゾクッ



でた!!!!!!稜のブラックスマイル!!!



奏汰より、たちが悪いよ!


「「ごめんなさい………………。」」


「いいですよ。反省してるなら。


さ、理事長の挨拶ですよ。」


え?翼いるの?


「久しぶりだな。


初めての人もいるか。


私が此処の理事長の王希翼だ。


くれぐれも、怪我しないように。

以上。」




みじかっ!



有り得ないだろ…………………。

ながったるい挨拶よりはマシだけど。



その翼の言葉を合図に、体育祭が始まった。








< 160 / 207 >

この作品をシェア

pagetop