ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ


「気合い入ってんな~?頑張ってくれよ。」



春木のその言葉に後ろを振り返った5人。



「お前ら、参加しねぇの?」



「ここで喧嘩したら、桜龍ってバレるだろうが。」


「それだけは避けなければなりませんので。」



「ちっ!本戦の喧嘩はでろよ?お前らとやって見たいんだ。」


「本戦には参加させていただきますよ。去年は参加出来なかったので。」



「そんな事より、ドア壊れるよ?そろそろ。」


私がいったのと同時に、


バゴーンと音がして扉が壊れた。


「ガンバ。」


「頑張ってねっ!」



勿論上が私、下が三咲だ。


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