ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ
「私逹の連れなんですが、何か用でも?」
私がいうと品定めをするように見てくる女。
そして、
「あんたらの?お子ちゃまじゃん!こんなのより、私逹といたほうが楽しいって!」
なんてぬかしやがった。
だから、少し震えている翔を庇いながら殺気を出し言った。3%くらいで。
「私がお子ちゃま何じゃなくて、あんたらがオバサンなんじゃないの?」
そしたら
「はあ?!許さないわよ。この小娘!!!」
とか言いながら殴りかかってくる女。
今日は殴りかけられる事の多い日だな。
とか思いながらよける私。
「なんでよけるのよ?!」
とこ言う女に向かって
「当たったらいたいじゃん。」
と言うと、
「当たり前でしょ!?」
とかいいながらまた殴りかかってくるさっきとは違う女。
それを、
パシ
三咲が受け止め、殺気を出し言った。
「マジで消え失せてくれないかな?目障りなんだよね。ナンパならよそでやってよ。」
と。
初めて三咲の殺気を感じた奏汰逹はびっくりしているようだった。
そりゃあね。いつもかわいくて女の子らしい三咲がこんな殺気強かったら誰でもびっくりするよな。
女たちは顔を青ざめて逃げていった。
「いい気味だね。全く……………。鼻が曲がりそうだった。」
「私も。臭いあの人たち。香水つけすぎだよね。同じ女として注意さしてあげたいよ。」
「確かにね。大丈夫だった?翔。」