ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ
洞窟からテントに戻っるともう8時になっていた。
「花火するぞー!!」
海斗がそう言い、
「「やる!」」
それに三咲と綺羅がのった。
「私もやる。」
そう私も言い、花火に参加した。
のはいんだけども。
花火をチャンバラの棒みたいに使って、戦いみたいなことを始める馬鹿2人。
勿論綺羅と海斗。
火傷してもしらね。
そんなかんだで6袋すべて無くなった。
線香花火を残して。
線香花火は最後に皆で勝負するものらしい。
分かんないけど。
考え事をしていたら、視界の端に海斗が火を打ち上げ花火に付けようとしていた。
「海斗!!!!!!ちょっとストップ!!」
「あ?なんだよ。文句か?理沙。」
「阿呆なのか?!お前は。打ち上げ花火したらここから追い出されるんだって!」
「追い出されそうになったらその追い出そうとしてる奴をぶっ飛ばせばいいだけだろ?」
!!!!!アホだこいつ。
根本的のアホだ。
初めてなんだけど。
追い出そうとしてる奴をぶっ飛ばせばいいだけだろ?なんていう奴。
あの、良騎でさえ、そんなこといわなかったぞ!
ある意味最強かもな。海斗は。
「打ち上げはあきらめな。」
「なんでだよ?!」