ダウトゲーム【更新中】
「!?」
吃驚すると同時に
――なんだ……またなのか。
っていうか
本日まさかの三度目の告白かよ。
失望。
同じ心境なのかと思って仲間意識を持ってしまった自分に。
一緒になって笑い合ってしまった自分に。
そして、
結局のところ、ほぼ初対面の女に告白しているこの男に。
「……そういうことなら、ごめんなさい」
アタシは顔を曇らせて視線を落とした。
「アタシさ……ぶっちゃけ今、付き合うとか考えらんないんだよね。
恋愛感情に対して
不信感がある。
信用出来ない」
少しの間を置いて
机に落としていた視線をあげ、
真っ直ぐに
右崎 柊と向き合い、
「だから、ごめん。」
強い口調で答えた。