ダウトゲーム【更新中】
そしてなにより、右崎 柊という男が想定外の話しやすさだった。



ハイテンションなんかでは決してなくて

むしろ、淡々とした口調ではあるのだが

普段教室で見せているような寡黙さは皆無で

強制的に会話を進めなければならないような気疲れをすることなく会話が続くのである。



静かな人=人とコミュニケーションをとることが苦手



というアタシの陳腐な固定概念が取っ払われ

彼の印象が格段に友好的な方向へと上がった。
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