ダウトゲーム【更新中】
Track03:Now Playing
嘘と本当と
***
「あー…だめだ、気になる!
ねえ、ホントにいない??」
「いや、だからいないよ?プフッ」
クスクスと笑いながら席に着くヒダリ君と
自分の髪をバサバサと振り乱すアタシ。
ヒダリ君は、多分冗談だから気にしない方がいいって言ってるけれども……
だめだ、
気になって
仕方がないよ
尺取り虫。
想像するだけで悪寒が走る!
「風香〜(泣)」
「っていうか、あんた髪の量多いし長いし、オマケにパーマかかっちゃってるからね……いたとしても、見つけらんないわよ。
っていうか、いたとしても気持ち悪いから嫌。」
「風香様!そんな殺生な!」
冷たい視線を向けられる。
この後、
二限目の休み時間に右崎から
"嘘だよ、五月蝿い。"
という短文が送られて来るのだが、
この一文を見た瞬間、
アタシの中には軽く殺意が芽生えた。
「あー…だめだ、気になる!
ねえ、ホントにいない??」
「いや、だからいないよ?プフッ」
クスクスと笑いながら席に着くヒダリ君と
自分の髪をバサバサと振り乱すアタシ。
ヒダリ君は、多分冗談だから気にしない方がいいって言ってるけれども……
だめだ、
気になって
仕方がないよ
尺取り虫。
想像するだけで悪寒が走る!
「風香〜(泣)」
「っていうか、あんた髪の量多いし長いし、オマケにパーマかかっちゃってるからね……いたとしても、見つけらんないわよ。
っていうか、いたとしても気持ち悪いから嫌。」
「風香様!そんな殺生な!」
冷たい視線を向けられる。
この後、
二限目の休み時間に右崎から
"嘘だよ、五月蝿い。"
という短文が送られて来るのだが、
この一文を見た瞬間、
アタシの中には軽く殺意が芽生えた。