別れたオトコと会う時は
「別れの詩」


いつからか


わたしを見なくなった貴方に


わたしはいつから口をつぐむ?



言葉はあとからあとから


溢れ出てきて


わたしを深い海の底へ


沈めていく一一一


気付いてよ、貴方


暖かい手を


優しい言葉を


愛しいぬくもりを


手を延ばしても波を掴むだけ


ああ


もう


貴方に届かない一一一



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