別れたオトコと会う時は
女友達

招待状

『ハガキ、出したのか?』


夕飯のカレーを食べ終わり、食器を洗うわたしにマサヤさんが聞いてきた。


『ハガキ?』


『結婚式の。出席すんだろ?』


『あぁ…うん。まだ、出してない。』


『忘れないようにな。』


食器を洗い終わり、ダイニングテーブルでコーヒーを飲みながら一息つく。


そうだ、とわたしは小さく呟いて、結婚式の招待状を取り出した。


二ツ折りのカードを開く。


一わたし達結婚することになりました一


その下に、新郎と新婦の名前が仲良さそうに並んでいる。




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