別れたオトコと会う時は

別居

それから2ヵ月後。


わたしはユミの家に向かうため、ユミのアパートの最寄の駅でカナコを待っていた。


『話がある』と、ユミに呼び出されたカナコとわたしは、


『じゃあ、いつものようにランチでも…』


と声をかけたが、ユミの体調がすぐれないということで、ユミの家に行くことになった。


『果物でも、お見舞いに買って行こうか。』


と、少し早めにカナコと待ち合わせをすることにした。


カナコは…大丈夫だろうか?


ふと心配になった。




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