別れたオトコと会う時は
最後の別れ
『ハナちゃん、二次会、行くでしょ?』
松田くんがわたしに聞いてきて、わたしは笑顔で首を振った。
披露宴が終わり、わたし達はそれぞれ引き出物を持ち新郎新婦に挨拶をしながらロビーに出る。
あからさまに松田くんが残念な顔をして、わたしを見た。
『そんなぁ…。』
『ごめんね。家族が待ってるから。』
『じゃあせめて、携帯番号教えてくれない?』
そう言った松田くんの頭をアイツは上から掴むと、
『却下。早く二次会行け。』
松田くんに向かってアイツがそう言った。
・
松田くんがわたしに聞いてきて、わたしは笑顔で首を振った。
披露宴が終わり、わたし達はそれぞれ引き出物を持ち新郎新婦に挨拶をしながらロビーに出る。
あからさまに松田くんが残念な顔をして、わたしを見た。
『そんなぁ…。』
『ごめんね。家族が待ってるから。』
『じゃあせめて、携帯番号教えてくれない?』
そう言った松田くんの頭をアイツは上から掴むと、
『却下。早く二次会行け。』
松田くんに向かってアイツがそう言った。
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