ビターな彼氏の甘い誘惑
私はプチパニックで
思わず、駐車場に案内して、
押し切られるまま、
私の部屋へと案内してしまった。
もぉ~~
なんなのっ。
もやもやとしながら
部屋のカギを開けると、
何のためらいもなく、
スタスタと部長はあがって
ジャケットを
ソファーに掛けた。
ちょ・・・ちょっとぉ。
「くつろぎすぎじゃないですか?」
どかっとテレビの前のソファに座り込むと、
部長は、にっこりと優しい笑顔を私に向けた。
「利理。おいで」
あぁっ。もうっ。