ビターな彼氏の甘い誘惑
そんなことなんでもないって感じ。
受け取ったタオルに顔をうずめながら
思わず、
目線は、彼の背なか・・・
動揺すら見せないこの男は
脱ぎ捨てられた
ワイシャツを拾って、
しわになってるなぁ
なんて言いながら、
軽く羽織って、
また、
こちらを振り返って
ふっと笑った。
思わず
動揺して顔が紅くなっちゃう。
ソレを隠すように
あわてて洗面台に向かった。
「・・・もう。
なんなのぉ・・・」
ペースを狂わせっなし。