ビターな彼氏の甘い誘惑

そんなことなんでもないって感じ。

受け取ったタオルに顔をうずめながら
思わず、
目線は、彼の背なか・・・


動揺すら見せないこの男は
脱ぎ捨てられた
ワイシャツを拾って、
しわになってるなぁ
なんて言いながら、
軽く羽織って、

また、
こちらを振り返って
ふっと笑った。


思わず
動揺して顔が紅くなっちゃう。


ソレを隠すように
あわてて洗面台に向かった。

「・・・もう。
 なんなのぉ・・・」


ペースを狂わせっなし。

< 70 / 200 >

この作品をシェア

pagetop