冷たいアイツ
――休み…
「何で土曜日まで学校にこなくちゃ行けないかな…」
あたしは、部活で学校に来ていた。
吹奏楽部に入っているあたしは、さっさと校舎に入り、楽器の準備をし始めた。
お昼&休憩時間
あたしは、同じ部活の人たちとお弁当を食べていた。
部活のときに一緒にいるのは、南っていう子。
橋野南(ハシノ ミナミ)。
かわいい顔した女の子。
勉強ができて、なにげスポーツができるすごい人。
性格も良くて…。
「…でさ、タケが「アイツってさ…」って言って、止まったの、それが気になって…」
あたしは、昨日のタケとの会話を、南に話した。
「それさ…篠君、きっと…」
南も、タケと同じところで止まる。
なんかあんの??
「その続きをなぜ言わないの??」
「え~分かろうよ…普通は気づくって」
南は、あたしの言うことじゃないから。って、教えてくれなくて…
最終的には、
「本人(武)に聞きな」
って…
気になるよ~…
何で??
何があるの―…??