冷たいアイツ
「お前誕生日いつ??」


覚えてなかったんかい!!


「ん~??7月~」

「知ってる。何日??」

「19日~」

「そっか」



あたし達の会話は、いったん途切れた。
でもすぐに始まると思う。


「あのさ~、終わるのって怖いよね」

タケが、不明な発言。
タケって分かんないよなぁ…。
たまに喋ったかと思うと、不明な発言して。

「何が~??」


暑いと喋るのもだるくなる。


「あえて言うと別れじゃない??」


じゃない??って…疑問系かよッ。


「そんな心配するんだぁ…」

「俺も一応人間だからね~」


そして途切れる。
はたから見れば、ただの友達。
なんだろうなぁ…



「あぁぁぁぁ!!」

「なんだよ!?!?」


あたしの叫びにビックリして、タケが起き上がる。



「暑い!!!!!!!」


「それだけかよ…」



また机に伏せた。






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