【続】s彼(だった!?)×ura彼女
ちゃぷ―…
ほんっとあいつバカじゃない!?
あり得ないから!!
「うわぁぁぁぁぁあ!!!」
バシャッバシャッ。
あたしは一人バシャバシャ水面を叩いてた。
「も…上がろ。」
そうして、あたしは自分の部屋に行こうと向かった。
そしてリビングの前を通った。
「うわ。真っ暗。」
そこで皆が寝たことを知った。
「あたし暗いの駄目なんだよね。」
そしてあたしは足を前に少しずつ出しながら進んでいった。
【ペタッペタッ】
嘘。
後ろから足音が聞こえる。
まさかユーレイ!?
【ペタペタ】
ユーレイらしきものはどんどんこっちに向かって来る。
「いやぁ。や…めて。」
あたしはその場に座り込んで泣き出してしまった。
「ヒッ……し…ゅう…助…けて。」
【ペタッ。】
あたしの前のあたりでユーレイらしきものは止まった。
「ヒッ…いや…ぁ…」