【続】s彼(だった!?)×ura彼女
「じゃああたしは自分の部屋にいるよ。」
「分かった。優璃の後お父さんが上がったら呼ぶからね。」
「うん。」
そしてあたしは2階の自分の部屋に行った。
あたしは上機嫌に音楽を聞いて、部屋着で雑誌を読んでいた。
【コンコン】
お母さんかなぁ???
お父さん上がったんだ。
「はぁい。今行く〜♪♪」
【バンッ】
「うわっ!!!ビックリした!!!」
「きゃあ。」
そこにいたのはお母さんでもなくて秀だった。
「へぇ〜ショーパンかぁ可愛い♪♪」
「見ないでよね。」
「だって可愛いんだもん♪」
そう言って秀はニコッと笑った。
秀はかっこいい。
そんな顔で言わないで。
あなたに惚れ直してしまうから。
「はいはい。じゃあ。」
あたしは力一杯ドアを閉めようとした。
「そんな風に言っていいのかな???」
秀、Sモード発動。
「いいに決まってんじゃん!!!」
あたしも、Sモード発動。
「まぁ彼氏なんだから良いでしょ。」
「彼氏だからこそ駄目なの。」
「まぁ入らしてもらうから。」
そう言って秀はづかづかと入ってきた。
「入らなくていいから。」
「まぁ。まぁ。」
「駄目なの。」
「もう入っちゃったんだから。」
「はぁ…。」
「ってかさぁ一緒に寝ない???」
「はぁ!?何言っちゃってんの???」
「だから一緒に寝よ???」
「バカじゃない???」
「いいじゃん。」
「バーカ。」
「シよ???」
「あんたほんとにバカでしょ。」
「これでも学年30位ですよ。」
「いや勉強面じゃなくて。性別的に。」
「それこそ学年1位でしょ。」
「バカじゃない。」
あたしはそれを言い置き、部屋から出ていった。