僕は土田の部屋へと通された。

望遠鏡はベットの横でたたまれていて、机の上はしっかり整理整頓してある。

年頃の男子が母親と喧嘩する絵がふと浮かんでしまう。

土田は成人した今でもその多感な男子とぴったりイメージが合う気がする。

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