「息子からの最期のお願い・・・どうか、どうかお願いできますでしょうか」

おばさんは涙を流して頭を下げた。

「そんなのやめてください!ちゃんと渡させて頂きます・・・」

「ありがとう・・・ございます。ありがとう」

おばさんはまた頭を下げた。
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