blue moon
普通
「乃亜ちゃ〜ん。
お腹すいたぁ」

この日
青夜は昼間から
アタシの部屋にいた。

「もう!!
何か買っておいでよ」

食料が全くなく
買い物に行かなければ
いけない状態。

「イヤやぁ〜。
寒いもん」

青夜は寒がりで
外に出たくないらしい。

仕方なく
食料を探してみた。

キラーンと光る
カップラーメンを発見!

「食料あったから
作ってあげるね」

「マジで!?
乃亜の初手料理やな」

アタシは
料理が苦手ではないが
得意でもない。

だから
青夜のために
ご飯を作ってあげたことがなかった。

お湯を注いで
三分待つだけ。

世の中
本当に便利になった。
< 109 / 202 >

この作品をシェア

pagetop