blue moon
〜♪♪♪♪〜

ラーメンを食べ終わり
満足そうにしていた
青夜の
携帯電話が鳴った。

「もしもし」

多分
キミ君だという
カンがした。

「えーっ!?今から?
ほんなら行くわ」

そう言って
電話をきった。

「キミ君でしょ?」

そうきくと

「よく分かったなぁ」

とホメてくれた。


「今からみんなで
カラオケ行くねんて。
一緒に行こうか?」


ちょっと前までのアタシなら

「行かない」

と言っていた。

でも今は
青夜の仲間に会うのは
楽しみになった。

寒がりな青夜は
ぶ厚いダウンを着て
出かける用意をした。
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