blue moon
「お姉ちゃ〜ん。
お金貸してぇ」
こう言うだろうとは
予想していた。
「ムリ!!」
貸す気は
いっさいない。
「三万でいいんだけど」
"三万で"じゃなく
"三万も"だ。
「ムリ!!」
「じゃあ
いくらなら貸せる?」
突然の値下げ。
一円も貸す気はない。
「いくらもムリ!!
前に貸したぶんも
全然返してもらってないもん」
「じゃ〜もういいよ!!」
そのまま
電話をきられた。
「大丈夫か??」
さすがの青夜も
何事だ?
と思ったようだ。
「実は…」
アタシは
ミルクティーを
一口飲み
話を始めた。
お金貸してぇ」
こう言うだろうとは
予想していた。
「ムリ!!」
貸す気は
いっさいない。
「三万でいいんだけど」
"三万で"じゃなく
"三万も"だ。
「ムリ!!」
「じゃあ
いくらなら貸せる?」
突然の値下げ。
一円も貸す気はない。
「いくらもムリ!!
前に貸したぶんも
全然返してもらってないもん」
「じゃ〜もういいよ!!」
そのまま
電話をきられた。
「大丈夫か??」
さすがの青夜も
何事だ?
と思ったようだ。
「実は…」
アタシは
ミルクティーを
一口飲み
話を始めた。