blue moon
「おばちゃん
久しぶりだね」
アタシは昔話に
花を咲かせる気でいた。
「さっき
璃乃ちゃんから
電話がきたでしょ?」
璃乃(りの)とは
さっきアタシを無愛想にさせた妹だ。
「来たけど…」
おばちゃんのクチから
璃乃の名前を聞き
ちょっとフキゲンになった。
「アンタ
お母さんとは
全く連絡とってないって本当なの?」
「とってないよ」
もう数年も
母に会っていないし
話もしていなかった。
久しぶりに連絡をしてきて
変な事ばかりきく
おばちゃんに
少しイラついた。
電話が長くなると
青夜に悪いなと思い
チラッと横目で
青夜を見た。
携帯電話の
ゲームで遊んでる。
話を聞いていないフリをしてるが
多分
意識はゲームではなく
コッチに
向いてるはずだ。
久しぶりだね」
アタシは昔話に
花を咲かせる気でいた。
「さっき
璃乃ちゃんから
電話がきたでしょ?」
璃乃(りの)とは
さっきアタシを無愛想にさせた妹だ。
「来たけど…」
おばちゃんのクチから
璃乃の名前を聞き
ちょっとフキゲンになった。
「アンタ
お母さんとは
全く連絡とってないって本当なの?」
「とってないよ」
もう数年も
母に会っていないし
話もしていなかった。
久しぶりに連絡をしてきて
変な事ばかりきく
おばちゃんに
少しイラついた。
電話が長くなると
青夜に悪いなと思い
チラッと横目で
青夜を見た。
携帯電話の
ゲームで遊んでる。
話を聞いていないフリをしてるが
多分
意識はゲームではなく
コッチに
向いてるはずだ。