blue moon
「体調はどうなの?」
少し成長した自分を見てもらいたくなり
大人ぶった
言い方をした。
「たいした事ないよ。
それより
困ってることや
大変なことはないの?」
「えっ??」
あの母から
こんなセリフが出るなんて
地球がひっくり返ってもない事だと思っていた。
「うん。
何もないよ」
おどろいた事を
かくしながら答えた。
「帰ってくる気は
ないの?」
これは予想していた質問だ。
「あのね
今すごく好きな人がいるの。
だから帰れない」
本当は
母がキライな事。
顔も見たくないから
帰らなかった事。
全てを伝える気でいた。
でも
キズつけたり
悲しませたくない
って気持ちが
あふれてきた。
だから
母を責めるような言葉を全部のみこんだ。
少し成長した自分を見てもらいたくなり
大人ぶった
言い方をした。
「たいした事ないよ。
それより
困ってることや
大変なことはないの?」
「えっ??」
あの母から
こんなセリフが出るなんて
地球がひっくり返ってもない事だと思っていた。
「うん。
何もないよ」
おどろいた事を
かくしながら答えた。
「帰ってくる気は
ないの?」
これは予想していた質問だ。
「あのね
今すごく好きな人がいるの。
だから帰れない」
本当は
母がキライな事。
顔も見たくないから
帰らなかった事。
全てを伝える気でいた。
でも
キズつけたり
悲しませたくない
って気持ちが
あふれてきた。
だから
母を責めるような言葉を全部のみこんだ。