blue moon
その大きな声に
顔を上げてしまった。

「気合いは?」

ニコッと笑いながら
アタシの答えを待っている。

こうきかれたら
答えは一つしかない。


「満タン!!!!」

さっきの声に
負けないくらい
大声でさけんだ。


「何も心配せんで
ええからな。
心配せんと
はよ寝るんやで」


青夜の言葉は
どうして信用できるのだろう?

この人が

"心配しなくていい"

と言うと
きっと大丈夫だと
思える。

何とかしてくれる
どうにかなる

そう思える。
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