blue moon
「乃亜…!?」
カギをあけた瞬間は
半泣きから笑顔になったリカちゃん。
でも
アタシの姿を上から下まで見終わり
表情がくもった。
「何があったの?」
どうしてアタシを見て
そんなにおどろくのか
不思議だった。
玄関においてあるカガミで
全身をうつした。
やせ細った自分。
ボロボロのハダに
目の下の黒いクマ。
何かに
とりつかれたような
自分を見て
リカちゃんの反応に
納得した。
「マンションの下においてあるのって
青夜クンの
車ちゃうの?」
リカちゃんに教えてもらい
思い出した。
リュウ君がおいて行ったっきり
青夜の車は
下においたままになっていた。
アタシは
ハッとなり
最後に使ったカバンを
あさった。
「あった」
青夜に渡すよう
リュウ君からあずかっていた
青夜の愛車のカギ。
カギをあけた瞬間は
半泣きから笑顔になったリカちゃん。
でも
アタシの姿を上から下まで見終わり
表情がくもった。
「何があったの?」
どうしてアタシを見て
そんなにおどろくのか
不思議だった。
玄関においてあるカガミで
全身をうつした。
やせ細った自分。
ボロボロのハダに
目の下の黒いクマ。
何かに
とりつかれたような
自分を見て
リカちゃんの反応に
納得した。
「マンションの下においてあるのって
青夜クンの
車ちゃうの?」
リカちゃんに教えてもらい
思い出した。
リュウ君がおいて行ったっきり
青夜の車は
下においたままになっていた。
アタシは
ハッとなり
最後に使ったカバンを
あさった。
「あった」
青夜に渡すよう
リュウ君からあずかっていた
青夜の愛車のカギ。