blue moon
リカちゃんは
何も言わずに
頭をなでてくれた。
そして
「ちょっと待ってて」
それだけ言い残し
部屋を出て行った。
青夜と使っていた
白いテーブルの上が
ティッシュの山であふれてきたころ。
リカちゃんは
戻ってきた。
「早くコレ食べて!!」
テーブルの上に
どこかで買ってきた
食べものや飲みものを
並べてくれた。
一番最初に手を出し
つかんだモノは
ミルクティー。
リカちゃんも
アタシの大好きなモノをよく知っていてくれた。
「ありがとう」
そう言いながら飲む
ミルクティーは
甘くなく
涙の味で
しょっぱかった。
「こんな事しかできへんくて
ごめんね」
リカちゃんからしたら
重たい話だろう。
どう
なぐさめていいか。
何て
言葉をかけていいか。
気のつかい方に
困るだろう。
何も言わずに
頭をなでてくれた。
そして
「ちょっと待ってて」
それだけ言い残し
部屋を出て行った。
青夜と使っていた
白いテーブルの上が
ティッシュの山であふれてきたころ。
リカちゃんは
戻ってきた。
「早くコレ食べて!!」
テーブルの上に
どこかで買ってきた
食べものや飲みものを
並べてくれた。
一番最初に手を出し
つかんだモノは
ミルクティー。
リカちゃんも
アタシの大好きなモノをよく知っていてくれた。
「ありがとう」
そう言いながら飲む
ミルクティーは
甘くなく
涙の味で
しょっぱかった。
「こんな事しかできへんくて
ごめんね」
リカちゃんからしたら
重たい話だろう。
どう
なぐさめていいか。
何て
言葉をかけていいか。
気のつかい方に
困るだろう。