blue moon
「ねぇアタシのこと
好きなの?
友達とアタシどっちが
大切なの?」
18歳のアタシは
ワガママを言っている。
「だから好きだって言ってるだろ!!」
昔の彼氏は
困っている。
「じゃあ
友達との約束断ってよ」
言いたい放題だ。
「どうしてオマエはワガママばっか言うの?」
昔の彼氏は
困りはてている。
「だって愛されなきゃ
イヤなんだもん」
昔のアタシは
人を愛するより
自分が愛されなきゃ
納得がいかなかった。
「もうオマエには
ついていけない」
昔の彼氏は
怒りながら消えてしまった。
18歳のアタシは
「ホラ!!
やっぱり本気じゃなかったんだ」
と怒鳴っている。
自分の悪いところを認めずに
全て相手のせいにしている。
そんな自分を
遠くから見ている自分。
風景の周りには
黒いモヤみたいなモノがかかり始めた。
黒い黒い世界に
のみこまれてしまうと思い
怖くなって走った。
走り続けると
青い光が見えた。
青夜だとわかるのに
時間は必要なかった。
好きなの?
友達とアタシどっちが
大切なの?」
18歳のアタシは
ワガママを言っている。
「だから好きだって言ってるだろ!!」
昔の彼氏は
困っている。
「じゃあ
友達との約束断ってよ」
言いたい放題だ。
「どうしてオマエはワガママばっか言うの?」
昔の彼氏は
困りはてている。
「だって愛されなきゃ
イヤなんだもん」
昔のアタシは
人を愛するより
自分が愛されなきゃ
納得がいかなかった。
「もうオマエには
ついていけない」
昔の彼氏は
怒りながら消えてしまった。
18歳のアタシは
「ホラ!!
やっぱり本気じゃなかったんだ」
と怒鳴っている。
自分の悪いところを認めずに
全て相手のせいにしている。
そんな自分を
遠くから見ている自分。
風景の周りには
黒いモヤみたいなモノがかかり始めた。
黒い黒い世界に
のみこまれてしまうと思い
怖くなって走った。
走り続けると
青い光が見えた。
青夜だとわかるのに
時間は必要なかった。