blue moon
青い光にたどり着くと
「乃亜ー!!」
とまた誰かに呼ばれた。
でも
この声の正体は
わかっている。
青夜しかいない。
呼ばれたほうを
見つめると
青夜と
今のアタシがいた。
ココにいるアタシとは別に
青夜と
話をしているアタシ。
アタシは
自分自身と青夜を
客観的に見ている。
「乃亜ごめんなぁ」
やっぱり
最初にあやまってくれるところは
変わっていない。
そこにいるもう一人の
アタシは泣いていた。
「さみしかった?」
いつもみたいに
ニカッと笑う青夜に
泣きながらも
「バーカ」
と反撃している。
もう一人のアタシは
素直じゃない。
「乃亜ー!!」
とまた誰かに呼ばれた。
でも
この声の正体は
わかっている。
青夜しかいない。
呼ばれたほうを
見つめると
青夜と
今のアタシがいた。
ココにいるアタシとは別に
青夜と
話をしているアタシ。
アタシは
自分自身と青夜を
客観的に見ている。
「乃亜ごめんなぁ」
やっぱり
最初にあやまってくれるところは
変わっていない。
そこにいるもう一人の
アタシは泣いていた。
「さみしかった?」
いつもみたいに
ニカッと笑う青夜に
泣きながらも
「バーカ」
と反撃している。
もう一人のアタシは
素直じゃない。