blue moon
「今度はいつ遊んでくれるん?」

「アタシと遊ばなくても常に友達といるじゃん」

アタシは青夜を試すように言った。

「乃亜が遊んでくれるなら
いつでも飛んで行くで」

こんな事を言われれば
やっぱりうれしい。

「じゃ、休みの前なら
遊んであげてもいいよ」

上目線でエラそうに
約束をした。

「青夜って休みいつ?」

そうきいた後にアタシは気がついた。

青夜の仕事って何?

アタシは青夜の職業を
知らなかった。

「俺は
朝も昼も夜もいつでも空いてる」

その答えにおどろいた。

「えっ?働いてないの?周りの友達は?
みんな働いてないの?」

アタシは質問ぜめに
してしまった。
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