blue moon
こわれやすいモノ
昼間残っていた暑さも消え
今日は太陽に当たってても
少し寒さを感じる。
「お待たせ」
冬服を買いに行くのに
リカちゃんと
待ち合わせをしたが
リカちゃんは
20分もおくれてきた。
二人で電車に乗ると
日曜日のわりには
車内は空いていた。
「乃亜
最近何かおもしろい事あった?」
リカちゃんは
カガミを見ながら
前髪を整えている。
「何もないよぉ」
アタシは
いまだに青夜の話を
リカちゃんにしていなかった。
なんとなく
話すタイミングがなく
今まできてしまった。
電車をおり
街をブラブラ歩きながら服を物色する
リカちゃん。
「乃亜これ買えば?」
カワイイ赤のコートを
リカちゃんが
選んでくれた。
値札をチラッと見ると
"48000円"
「高くて買えないよ」
一人暮らしで
ビンボーなアタシには
手の出ない値段。
今日は太陽に当たってても
少し寒さを感じる。
「お待たせ」
冬服を買いに行くのに
リカちゃんと
待ち合わせをしたが
リカちゃんは
20分もおくれてきた。
二人で電車に乗ると
日曜日のわりには
車内は空いていた。
「乃亜
最近何かおもしろい事あった?」
リカちゃんは
カガミを見ながら
前髪を整えている。
「何もないよぉ」
アタシは
いまだに青夜の話を
リカちゃんにしていなかった。
なんとなく
話すタイミングがなく
今まできてしまった。
電車をおり
街をブラブラ歩きながら服を物色する
リカちゃん。
「乃亜これ買えば?」
カワイイ赤のコートを
リカちゃんが
選んでくれた。
値札をチラッと見ると
"48000円"
「高くて買えないよ」
一人暮らしで
ビンボーなアタシには
手の出ない値段。