俺様なアイツのしつけ方。
休み時間。

比奈逹とたまたま試験の話しになった時、琴羽は驚きの事実を知った。


「蓮が…学年1位…??」


呆然と呟く琴羽に、優は頷いた。


「そ。授業なんて全然出てないし、やる気のなさ丸出しなのにいつもサラッと1位とっちゃうの」

「そぉいうところがカッコイイよねぇ…」


比奈がうっとりと両手を合わせる。

…が、すぐに恨めしそうに琴羽を見た。


「琴ちゃんってば、すっかり小宮君と仲良くなっちゃってさっ!!かなり羨ましいんだけどっ!!」


比奈の言葉に琴羽は、慌てて否定する。


「やめてよっ!!私、あいつ大嫌いだからっ!!」


そんな琴羽の姿に比奈と優はため息をつく。


「どぉだかぁ?」

「比奈もそぉ思う」

「あのね…」


2人の反応に脱力する琴羽。









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