俺様なアイツのしつけ方。
「今の子誰??」
2人の元へ歩いていくと、琴羽の後ろを見ながら比奈が問いかけてきた。
「未花のこと??」
後ろを振り替えるが、未花はもういなかった。
比奈が頷く。
「そう。…未花ちゃんっていうんだ♪」
「うん。井上未花っていうの。私の幼稚園の頃からの親友だよ」
「そうなの-??じゃあ、今度未花ちゃんも誘ってどっか行こうよ-」
「あ、いいね!!」
比奈の提案に、微笑んで応える。
「でも、うちらのとこ来てよかったの??」
「え??」
「うちらとは1日一緒なんだし…もう少し話してくればよかったのに」
優の言葉に比奈も、そうだよう…と相槌を打つ。
「大丈夫、大丈夫。未花も教室に友達がいると思うし」
ならいいけど、と答える優に微笑んだものの…
琴羽はふと、ある事が気になった。
(そういえば私、未花の友達の話し聞いたことない…)
いつも琴羽の話すことに相槌を打つか、校内や街で見かけたイケメンについて熱く語るかのどちらかだ。
――キーンコーン…
しかし、授業のチャイムが鳴ったので教室へ入ると琴羽の思考は中断された。
2人の元へ歩いていくと、琴羽の後ろを見ながら比奈が問いかけてきた。
「未花のこと??」
後ろを振り替えるが、未花はもういなかった。
比奈が頷く。
「そう。…未花ちゃんっていうんだ♪」
「うん。井上未花っていうの。私の幼稚園の頃からの親友だよ」
「そうなの-??じゃあ、今度未花ちゃんも誘ってどっか行こうよ-」
「あ、いいね!!」
比奈の提案に、微笑んで応える。
「でも、うちらのとこ来てよかったの??」
「え??」
「うちらとは1日一緒なんだし…もう少し話してくればよかったのに」
優の言葉に比奈も、そうだよう…と相槌を打つ。
「大丈夫、大丈夫。未花も教室に友達がいると思うし」
ならいいけど、と答える優に微笑んだものの…
琴羽はふと、ある事が気になった。
(そういえば私、未花の友達の話し聞いたことない…)
いつも琴羽の話すことに相槌を打つか、校内や街で見かけたイケメンについて熱く語るかのどちらかだ。
――キーンコーン…
しかし、授業のチャイムが鳴ったので教室へ入ると琴羽の思考は中断された。