俺様なアイツのしつけ方。
「友達が騒いでるから見てみたら…、何やってたわけ??」

「ごめん…」


場所を屋上に移した、3人。

青空が広がっているのに、何故か琴羽は説教をくらっていた。


「まったく琴羽は…。私に用事??」

「うん」


フェンスに手をかけていた未花が振り返る。

琴羽は、ちらっと蓮を見た。

フェンスに背中を預け、腕を組んで立っていた蓮がかすかに頷いた気がした。

拳を握りしめる。


「あのね、未…」

「私も琴羽に聞きたいことがあったんだ」

「え??」


握りしめた拳が緩む。









なんだか、
嫌な予感がした…――。





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