俺様なアイツのしつけ方。
「じゃあ、私帰るね」

「学校は?」

「明日から行く。迎えに来てくれるでしょ?」

「もちろん」


笑い合っていた2人だったが、ふと未花は蓮に駆け寄った。


「小宮くん!!」

「……?」

「琴羽泣かせたら未花が許さないからね」

「は?」


にやっ、と笑うとじゃあねと手を振って未花は駆け去っていった。


「なんだ?」


蓮は眉を寄せて呟いた。









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