届くはずのない想い【バスケ編】

先生の話が終わったあと、みんなはずっと泣いてた。

わたしも涙目にはなるものの、泣くのを必死に堪えた。

試合に出てない分、みんなを励まそう、慰めよう。

そう思ったから。


「みんなお疲れ。鈴音、スリポナイッシューだよ」


少しだけど頷いてるのが見えた。
< 24 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop