100回目のスキ



「嫌だ!待って!まだ伝えてないことがたくさん!」



「ごめん…なっちゃん…。」


-チュッ-

リップ音が聞こえる。
さっきまで触れられなかった爽太くんに唇で触れることができた。


「俺からの一生分の誕生日プレゼント。一日早いけどおめでとう!」



「爽太くん…好き!大好き!」



「うん。俺もー…」


口パクで何か言ってる。


「爽太くん!聞こえないよ!」



にっこり微笑むと爽太くんは光と共に消えてしまった…。








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