100回目のスキ



泣かまい…そう決めていたのに…



今度こそ泣いてしまった。



「ふぇっ…爽太くん!」



私の手のひらには


「スキ」と書いてあるミサンガが握られていた。


これをくれたのは間違いない…















彼だろう…。




爽太くん…。


人に気持ちを伝えようと思ったら悩んだり恥ずかしくならないで早く伝えないとダメなんだね…。



だってほら…


人間この先何が起こるか何て分からない…。





あなたが生きているならばもっと伝えたかった。


あなたに向けて…






















爽太くん…あなたが大好きです…。










Fin.


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