未定

次の日、
学校へ行き昨日のことを佳菜子、里美、真子に話した。

「追撃すべきだったよ!」

興奮気味に里美が迫ってくる。

「いや、なんか彼女でもないのに迷惑かと…」

「面倒くさがりの性格が全面に出たね」

と佳菜子。

「でももしかしたら、話しかけてくるかもよ!その彼!」

絶対!と言い切る真子。

話しかけてきてくれたとして、私は何を話せばいいのだろう。
と、考えると面倒くさくなりため息が出る。

なぜこんなに、新しく知り合いを増やすのは億劫なのだろう。


< 7 / 18 >

この作品をシェア

pagetop