17歳─恋のはじまり─
きっと今頃
何か処置をしているんだろう…
「……瑛司、ごめんね」
あたしは自分のことばかりで。
瑛司をしっかりと
見ていなかった…
大切な幼なじみで、
1番の男友達だったのに…
その時、
あたしはカチッと心の奥に
鍵を閉めたんだ。
あたしに恋をする資格なんて
──────ないから。
『行くな…!』
ごめんなさい。
あたしは、
佐々木くんとはもう一緒に居れない…
風が一層冷たくなってきた
この季節。
あたしは、
恋を捨てた──…
何か処置をしているんだろう…
「……瑛司、ごめんね」
あたしは自分のことばかりで。
瑛司をしっかりと
見ていなかった…
大切な幼なじみで、
1番の男友達だったのに…
その時、
あたしはカチッと心の奥に
鍵を閉めたんだ。
あたしに恋をする資格なんて
──────ないから。
『行くな…!』
ごめんなさい。
あたしは、
佐々木くんとはもう一緒に居れない…
風が一層冷たくなってきた
この季節。
あたしは、
恋を捨てた──…