haru

僕が初めて君と出会ったのは、学校の近くにある公園だったよね。
あれは完璧僕の一目惚れだったよ。
君は特別かわいいわけじゃないし、胸だって大きいわけじゃない。
むしろ、そのへんにいる今どきの中学生よりも肉体的に発達していなかったかもしれない。
それくらい君はとても小柄で僕の周りにいる女の子たちよりずっと、ある意味で目立っていた。
実際、僕は君に恋をしてしまったしね。
僕の周りの(君よりも何倍も)女性的に成長した女の子たちより、君はそんな事以上にとても輝いていて、魅力的だったから。

今思うと、君は、君自身の終わりを迎えるまでの最後の輝きを懸命に放っていたのかもしれないね。