奏龍~彼等の守るもの~
今もまた、いつものように
ぼーっとしていた。

「ねぇ~!君ー!僕達と遊ばない?」

はぁ…。これもまたいつものこと。
いつもナンパは無視している。
『……。』

「ねえってばー!君だよ君♪」

男は無視した私にさらに肩を叩き始めた。

うざくって、顔を上げて文句を言おうとしたら、

「うわ!チョー可愛いー!」

「あたりじゃねぇ~♪」

と、盛り上がっていた。
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