☆君を忘れない☆


 地獄のような学校が終われば、部活に入ってない私は、家に直行。



家に帰っても、ダンスがあるから、ゆっくりなんてできなかった。



「はぁ・・・・。疲れた・・・・。」



軽く20kgあるだろうその荷物は、私にとってはただの邪魔な重りだ。




「あ、時間が・・。はよいこっと!」





我が家からダンススクールまでバスで20分程度かかるが、




今日は帰宅するのが遅くなってしまった。




遅れてしまえば、怖い怖い先輩が仁王立ちで待っている、




「うげ、マジ簡便やわ(汗)」



冷や汗をたらしながらも、いそいそと準備を済ませれば、ダッシュで家を出た。




怒られるのは嫌いだからね。
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