ラジオドラマ
「だったら、それで万事解決じゃないですか!?」
「・・・・・・・あれ?」
よし、やっぱり、人間『赤い』と言うだけでリーダーにしちゃいけないな。
「とりあえず、その住所送ってください。今から礼音くん届けますから・・・。」
はぁ・・・こんな手段があるなら、最初から使えばよかったよ・・・。
変身までして、何していたんだ?私は・・・。
「何言ってる?変身チェンジャーにそんな機能は・・・。」
「携帯使え!!馬鹿レッド!!」
思わず、怒鳴っていた。
一応、実くんだって携帯電話ぐらい持っている。
変身チェンジャーにはメール機能がなくても携帯電話にある。
・・・・所詮はそういう時代である。
「あぁ・・・分かった。今送る。」
メールはすぐに届いた。
もちろん、住所だけでは場所が分からないため、途中警察によって、移動すること3時間。
礼音くんは、すっかり実くんの腕の中で寝息をたてていた。