近くて遠い君


「んーと。ここだよね
体育館の裏って」


ひょこっと角をまがると....


あっ、いた....

本当だったんだ。


「こ、こんにちは」


「....!あ、亜美さん。
本当に来てくれたんだ....」



「う、うん
あ、えっと、話って何?」


「あ、ちょっと気づいてると思うけど....」


恥ずかしそうに、話すその顔はすごい真剣で....


あ、あれ....?


よくみたら....結構なイケメン....


「俺、ずっと前から亜美さんのことすきでした!もしよかったら、付き合ってください!」


ドキッーー。


あれ。“ドキッ”ってなに?
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